一昨年10月の台風19号の影響で千曲川が氾濫し、死者不明者5名を出した水害は記憶に新しいところです。
特に長野新幹線車両センターをはじめ広く冠水したニュースは強烈でした。

先日、その地区の被害と復旧状況を確認するために長野市方面を視察しました。

 写真01、02 災害時の写真です。(WEBより引用させていただきました)
写真03、04 現在は傷跡はあまり見られないほどに復旧が進んでいるようです。
写真05 堤防が決壊した地点です。道路の舗装が新しいのが分かります。市内あちこち舗装が新しい部分がありました。被害を受けた道路を補修したものと思います。
写真06、07 決壊ポイントの自治会館には、復旧への思いが書かれていました。黒板の下1/5あたりに冠水した水位の変色が見られます。1m以上の浸水だったようです。
写真08、09 このあたりは俳人・小林一茶の生まれた地。多くの句碑がありました。想定浸水深さ5メートルの標識あり。
写真10、11 決壊ポイント(ブルーシートのところ)の裏側にはかつて「長沼城」があったようです。
写真12、13 決壊ポイント近くの市の体育館。水流の強力さを物語っています。
写真14、15 体育館横には「守田神社」が再建されていました。約1100年前に建立され、約400年前の水害でここに移設されたと説明がありました。

全国的に数10年に一度、数100年に一度の災害が毎年のように発生しています。
昔の人は将来の人のために数多くの忠告を残してくれています。

それに気づき、さらに現在の新しい情報や技術を生かして、私たちから将来の世代に安心安全を引き継がないといけないとあたらめて感じた視察になりました。