内閣府発行 国土強靱化 民間の取組事例集(令和6年4月)
ユーティリティ・ソリューションズの
「非常用生活用水浄化装置」が掲載されました

自分を守る! エネルギー供給の継続
自立・分散型システムを導入する

生活用水を安定確保し、衛生的な被災生活に寄与する「非常用生活用水浄化装置」

発災直後に多量に必要となる「生活用水」を低コストで供給する「非常用生活用水浄化装置」を開発・展開し、衛生的な避難生活を支援している。

内閣府 国土強靱化 民間の取組事例集(令和6年4月)(内閣府サイト内)
他のテーマ別掲載事例群一覧はこちら(内閣府サイト内)

神奈川総合防災センターで
常設展示中

企業の防災用品コーナーにていつでも
ご覧いただけます。

神奈川県厚木市下津古久280 
小田急線愛甲石田駅より神奈中バス(2番バス乗り場 伊勢原駅南口行きまたは平塚駅北口行き)長沼バス停下車 徒歩5分

東日本大震災は記憶にあるかとは思いますが、
過去には阪神・淡路大震災や新潟県中越地震、西日本豪雨など数々の災害がありました。
最近では、熊本地震など

決して人ごととは思えない程、災害が起きています。

その都度過去の教訓に学び、数々の防災機器が誕生
しました。
水に関連するもので言えば飲み水が不足しては困るので、
災害時の飲料水を確保することが優先されました。

次にトイレなどの
衛生設備・・・
トイレがないと衛生的な

生活ができないため、とても大切な防災設備です。

ところでお風呂やシャワーなどの「生活用水」はどうですか?
「災害時だからお風呂くらい我慢」という方もいらっしゃるかとは思います。
「1日2日くらいはいいか〜」

と思っても1週間お風呂もシャワーの使えない、顔も手も洗えないと想像したらどうですか?

ただ被災者の数が1,000万人規模になったとき、
清潔な生活用水が十分には確保できないのが現実です。

いったん断水が起きてしまうと、容易に水が確保できません。
我慢にも限界が来たとき切実な問題に発展します。

実際に熊本地震で
避難所に滞在
された方の声

出典
内閣府, 平成28年度避難所における
被災者支援に関する事例等報告書, 2017.4, p45

熊本地震において避難所での滞在中、不足してお困りになったものはありますか。
(いくつでも・避難者への調査)

熊本地震の際に避難所で生活をしている方に行った調査で、避難所で滞在中に最も不足していたものとして「生活用水」があげられ、その割合は「飲料水」を上回っています。

また避難所ではウィルス対策に加え、高齢者や疾病者、障がい者、乳幼児など災害弱者の利用も前提としなければなりません。

長期にわたる避難生活は、大きなストレスとなるだけでなく、感染症の拡大を招くことがわかっており、災害関連症を抑え、復旧を早めるための課題となっています。

専門の調査機関や
内閣府などの予測調査によると

出典
※1)内閣府政策統括官(防災担当), 南海トラフ巨大地震の被害想定について(再計算)~施設等の被害, 2019.6
※2)東京都防災会議, 首都直下地震等による東京の被害想定報告書, 2022.5
※3)中央防災会議 首都直下地震対策専門調査会, 首都直下地震対策専門調査会報告, 2005.7

政府の予測では、避難所へ避難する人が、南海トラフ地震では最大460万人、首都直下地震でも1都6県で460万人になると予測されています。

また南海トラフ地震では、最大3,570万人に断水がおよび、1ヶ月後でも解消しないと予測されています。

首都直下地震では、東京都で3日後でも26%が断水
概ね復旧するまでに17日を要すと予測されていて、この中には浄水場や下水処理場などの被害は含んでいないので、より長期化する恐れがあります。

避難所開設期間(首都直下地震の予測)

出典
内閣府防災情報, 避難者に係る対策の参考資料

首都直下地震の予測では、地域により長短の違いはありますが、避難所を利用しなければならない期間が20~70日に及ぶとされています。

パウダーコーティング式
非常用
生活用水浄化装置
みんなが安心してお風呂・シャワーや洗濯を使うための
生活用水専用の
浄化装置」です

大量の水を必要とする風呂・シャワー、洗濯、トイレ、清掃用など「生活用水」の供給に特化しています

・水質は、厚生労働省の浴槽水・遊泳プール水の基準相当
・ろ過材は食品添加物を採用、できた水は塩素消毒ずみで衛生的安全性を確保
・供給水量は、1時間/最大2000L、シャワー3〜4口が同時使用可能
・パワターコーティングろ過の採用で、フィルター消耗費が安価
・電源は家庭用、ポータブル発電機やEV車・HV車からの利用も可能

避難所・公共施設・医療福祉施設・企業等に設置して非常時の水不足を解消します。

身近にあるプールや川、防火水槽の水を使用でき、
小型でたくさんの水を作ることができます。
車で持ち運びができ、誰でもスイッチ1つで簡単に操作ができます。

ろ過に使うパウダーの原料は、大きさ数10ミクロンの天然素材。このパウダーを交換することで、永続的にたくさんの生活用水を提供することができるだけでなく、廃棄するときも「地球からできたパウダーを地球に返す」ので、SDGsにも貢献。

プールの水
川の水
防火水槽の水

どのように協力したらいいの?

私たちはこの非常用生活浄化装置を広める為にご協力をお願いいたします。

官公庁・企業のみなさま

ご導入のご相談や実演など対応いたします。
イベントでの実演や展示も可能です。
お気軽にお問い合わせください。

一般のみなさま

必要性や価値を感じていただける方が、この設備を広めます。SNSなどでつぶやいていただくことももちろんですが、防災のイベントにご参加ください!

この装置は、神奈川県総合防災センターで
常設展示中です。
直接ご覧いただけます。

よくある質問

他の浄水器との違いはなんですか?

最大の特長は、浄化に使うろ過材が安いことです。
処理後の水質を「生活用水」に限定することで、消耗品であるろ過材の価格をとても安価にしています。
他社の製品や、飲用水を作れる浄化装置では、逆浸透膜(RO膜)や中空糸膜など、1セット数千~数万円かかるろ過材が使われています。
一方本装置に採用しているパウダーは安価な天然素材で、通常1回に2,000~3,000リットルの生活用水を作れますが、そのコストは100~200円程度です。
1,000リットルの水を、100円程度で作れることになります。

同時に使える水は、どのくらいですか?

パウダーの汚れが少ない状態で、およそ1時間に2,000リットル(1分間に33リットル)の生活用水を作ることが出来ます。
この量は、一般家庭の蛇口に3~4口ほどで、1時間に浴槽6~8杯ほどを満たせる量です。

付属の消耗品で、どのくらいの生活用水が作れますか?

最初の付属品として、パウダー100セットを用意しています。
100セットのパウダーで、200~300㎥(200,000~300,000リットル)の生活用水ができます。
200~300㎥は、ちょうど学校などの25mプール1杯分の量に相当しますので、付属のパウダーだけでプールが空になるまで生活用水を作れるイメージです。
(上記は一般的な場合ですので、原水の水質等より作れる量は増減することがあります)

パウダーは何でできていますか?

パウダーの主成分は「ケイソウ土」と呼ばれる、太古の植物性プランクトンの化石です。
それを厳選し食品添加物に合格したものを使っています。
自然が作ったものなので廃棄時にも「地球から地球にかえる」とてもエコな素材です。

他の飲料用の浄水器とは何が違いますか?

できる水の浄水レベルが違います。
本製品は「生活用水」を作るため、出来た水の基準は厚生労働省の「浴槽水」「遊泳プール水」(4~8基準項目)に相当します。
体に触れたり、少し口に入ってしまっても全く問題ありませんが、飲むことは想定していません。
一方、「飲料水」にはもっと厳しい基準(51項目)があり、より高い安全性が求められています。

電源は必要ですか?

家庭用のコンセントと同じ100Vの電源が必要です。
停電時には、カセットボンベ式発電機や、EV・ハイブリット車からの電源でも使用できます。(必要電力 800W以上)

運びやすいですか?

寸法は、およそ幅70センチ、奥行40センチ、高さ90センチ、重さは約50キログラムですので、2人でライトバンに載せ降ろして運ぶことができます。

メンテナンスは必要ですか?

保管期間が長くても劣化するものはありませんが、非常時に確実に動かせることが重要です。
ですので、定期的な防災訓練等で慣れることを兼ねて使用してもらうことを推奨しています。 パウダーは多数付属しているので、1回分消耗しても代りを手配する必要はありません。

実際に浄化するところを見たいのですが。

お気軽にご連絡ください。

非常用 生活用水浄化装置 主なご紹介・実演先

・A国会議員事務所様
・町田市危機管理部様(東京都)
・一般社団法人B様(防衛省関連)
・NPO法人C様(東京地区)
・D株式会社様(ガス機器メーカー、東京地区)
・静岡市上下水道局様(水害対策担当、静岡県)
・静岡市社会福祉協議会様(水害ボランティアセンター、静岡県)
・村上市上下水道課様(新潟県)
・藤沢市K地区防災フェア(神奈川県)
・E市 市議会議員様(関西地区)
・F株式会社様(飲料機器メーカー、静岡県)
・G病院様(医療救援部門、九州地区)


・鳥取市社会福祉協議会様(水害ボランティアセンター、鳥取県)
・秋田市社会福祉協議会様(水害ボランティアセンター、秋田県)
・五城目町社会福祉協議会様(水害ボランティアセンター、秋田県)
・茅ヶ崎市コミュニティセンター様(防災イベント、神奈川県)
・横須賀市マンション管理組合様(防災イベント、神奈川県)
・平塚市様総合防災訓練(神奈川県)
・神奈川県総合防災センター様(展示中)
・「かながわ防災フェア2023」(神奈川県主催 出展)
・「ぼうさいこくたい2023かながわ」(内閣府主催 出展)
・倉敷市真備町公民館様(防災セミナー出展、岡山県)
・藤沢市K地区総合防災訓練(神奈川県)

ダウンロード

pamphletのサムネイル

非常用生活用水浄化装置のパンフレットがダウンロードできます。
下記よりダウンロードしてご利用ください。