支援①

1/8~2/25@七尾市立中島小学校 避難所

1/8~2/25@七尾市立中島小学校 避難所

プール水 → トイレ流し用水

対策前

それまで汚物を流せなかったトイレに、洗浄水を使えるようにした結果、衛生的にトイレが使えるようになりました。
(写真は一部お借りしています)

支援②

1/23~3/22@七尾市立小丸山小学校 避難所
(ガス器具メーカー、シャワーメーカーとコラボ)

プール水ろ過
ガス給湯
温水シャワー
洗  濯
ガス乾燥機
生活用水流し台

七尾市の小丸山小学校では、LPガス機器メーカー、組立式シャワーメーカーとコラボして、1台の装置でプールの水をろ過して、温水シャワーと、洗濯用水、さらに流し台の3つの用途に供給しました。

約2ヶ月で、合計約100,000Lの水を提供しました。

七尾市立小丸山小学校 避難所

NHK全国放送で紹介されました
避難者の表情

支援③

2/10~4/9@輪島市阿岸公民館 避難所

沢の水 → 洗濯用水 + 近隣に輸送

輪島市の阿岸公民館では、裏の沢の水を洗濯用に処理しました。
約2ヶ月の間に、延べ280人ほどの洗濯に利用してもらい、さらに近隣にも水を運んで、平均1日1,240L の水を作りました。

支援④

4/22~@輪島市もんぜん児童館

自衛隊撤収後の仮設風呂用水提供

自衛隊の風呂撤収後の、NPOが作る風呂用に水のろ過をしています。

支援⑤

2/8~ 現在終了@輪島市「福祉の杜 わじま」

支援要員用の仮設シャワーの排水処理

川に流すシャワーの排水を、簡易浄化しました。

まとめ

生活用水は飲料水と同様高い関心をもたれていますが、その確保率は飲料水に比べ格段に低いのが現状です。
(2023年内閣府、文部科学省調査結果による)

今回の能登半島被災地では計5ヶ所に支援を行いました。支援内容もすべて異なるもので、多目的性を発揮しました。

「生活用水支援」の取組みを通して、被災地の衛生確保、ストレス低減、ひいては災害関連症を減らし、復興の早期化に役立つよう、今後も尽力してまいります。