2月15日(水)に開催された 一般社団法人 防衛施設学会 の年次フォーラムにて、被災地支援の一環である自衛隊の「入浴支援」や避難生活の衛生環境改善に関連して、自作した「非常用生活用水浄化装置」の開発について発表いたしました。
タイトル「災害時の避難生活を支援する「非常用生活用水浄化装置」の開発 ~衛生的でストレスのない被災生活のために~」です。

論文執筆と発表はコアララボ代表・栗田恵子氏と共同で、
1)開発の背景
2)「生活用水」のニーズに役立てないか ~装置面と医療的見地
3)装置開発と仕様
4)達成状況
5)医療視点からの評価
6)現状の課題
など、約15分ですが概要をお話させていただきました。

入浴やシャワーはストレスを軽減し、体の清潔や衣類の洗濯、手指やトイレ時の洗浄は感染症を抑制し、ひいては災害関連死の低減、復興の早期化などにつながると考えています。
今回、シャワーならば1人当たりの消耗品コストが約2円程度と、ランニングコストを安く、かつ停電、断水時でも供給できる装置の開発を紹介しました。
この装置の普及と頻繁な訓練使用により、被災地生活の質が向上に寄与したいと考えています。

pdf 【発表論文】 中根_栗田(20230215).pdf (2.19MB)
pdf 年次フォーラムプログラム.pdf (2.52MB)